いすゞ、中国江鈴集団と合弁契約を締結…商用車販売を強化

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いすゞ(バンコクモーターショー12)
  • いすゞ(バンコクモーターショー12)
  • バンコクモーターショー12に出展されたいすゞの車両

いすゞ自動車は、中国・江西省南昌市政府が100%保有する江鈴汽車集団公司(江鈴集団)と小型商用車(LCV)の現地生産・販売およびエンジンの現地生産・販売に関する契約を締結した。

いすゞは、1993年に江鈴五十鈴汽車有限公司(江鈴五十鈴)を設立。江鈴五十鈴の合弁契約期間満了を契機に、江鈴集団とのさらなる関係強化と、いすゞ中国事業ならびにLCV事業の磐石化を図るため、ハイエンドピックアップトラックとその派生車を生産・販売する江西五十鈴汽車有限公司(仮)に改組する。また併せて、江鈴集団が100%出資するエンジン会社に資本参加し、小型ディーゼル・エンジンを生産・販売する江西五十鈴発動機有限公司(仮)に改組する。

新合弁会社の資本金は、江西五十鈴汽車が5億元(約61億円)、江西五十鈴発動機が6億7500万元(約82億円)。出資比率はいずれもいすゞが50%、江鈴集団が50%。政府からの認可取得は2013年3月の予定。

中国におけるピックアップトラック市場は順調に需要が拡大していることから、新会社では、将来的に10万台の生産・販売を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

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