パトカー体当たりのクルマへ拳銃で威嚇、運転の男を逮捕

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7月24日午前0時40分ごろ、熊本県宇土市内の市道で、パトカーに追跡され、袋小路に追い詰められた乗用車がバックでパトカーヘの体当たりを繰り返す事件が起きた。警官が拳銃を抜いて威嚇したところ、運転していた男は投降。警察はこの男を逮捕している。

熊本県警・機動捜査隊によると、同隊の隊員が熊本市中央区下通付近の国道3号をパトロールしていたところ、今年5月に同区内で傷害事件を起こしたことで手配中の男が乗っている可能性の高い乗用車を発見。停止を命じたが、クルマはこれを無視して逃走した。

その後、別のパトカーも加わり、6台体制で追跡を開始。クルマは約40分間に渡って逃げ続けたが、宇土市馬之瀬町付近の袋小路に追い詰められた。

しかし、クルマはパトカーに対してバックで体当たりを繰り返し、さらに逃走する様子を見せたため、同隊の隊員2人が運転席に向かって拳銃を向けたところ、運転していた43歳の男は両手を上げた状態で投降。警察はこの男を公務執行妨害の現行犯で逮捕している。

男には傷害容疑での逮捕状が出ており、警察では同容疑でも再逮捕する方針だ。

《石田真一》

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