日本で唯一の自転車博物館「自転車博物館サイクルセンター」は、21世紀の生活に役立つ自転車のアイデア「こんな自転車欲しかってん!コンテスト」を7月20日から募集する。締切りは10月31日。
自転車を通じて、子どもたちが今ある社会の問題や課題に取り組んでもらうのが目的で、今回で5回目。今年のテーマは昨年に引き続き、「災害のときに役立つ自転車」。大災害に直面したときに、こんな工夫があったら現場で活躍できると思う自転車の企画を募集する。
企画のポイントは、論理性、デザイン性、発想力の3点。専用の企画シートに、現在の問題点、背景、提案、ねらい、工夫などから導き出した案を具体的に言葉や絵で表現する。
昨年の特選受賞作品は、車いすに変身する自転車。柔軟な子どもたちのアイデアが、災害時の問題解決のきっかけになるかもしれない。