Google(グーグル)は6月19日、全国の小中高生を対象としたトップページのロゴデザインコンテスト「Doodle 4 Google 2012」の開催について発表した。
同コンテストは、同社が世界各国で開催している子どもを対象としたデザインコンテスト。Googleサイトのロゴマークは、祝日や偉大な発明の記念日などの特別な日には、通常とは違ったデザインのものを掲載しており、Googleではこれを「Doodle(=いたずら書き)と呼んでいる。
日本では2009年よりこのコンテストを実施しており、昨年の「将来やってみたいこと」をテーマに作品を募集した第3回コンテストには、10万点以上の応募があったという。グランプリには、東京都の小学1年生・床井海心さんの作品「おかあさん」が輝いた。
第4回目となる今年のテーマは「100年先の未来」。今から一世紀を経た後の世界はどのようになっているのかを、自由な発想で思い描いてほしいとしている。
コンテストへの参加資格は、日本在住の満18歳以下の小中高校生であること。学校の先生の指導のもと、クラスやクラブ単位など20名以上のグループ単位で参加することが条件となる。
応募作品は、A4サイズ(210×297mm)とし、用紙、画材の種類は問わないが、布やリボンなどを貼った立体的な作品は極力避けること。PCで作成した作品についてはプリントアウトしたものを送付する。参加申請の締め切りは9月7日。作品の応募締め切りは9月28日となっている。
作品は、小学校低学年・高学年、中学生、高校生の各部門で審査され、Google社員と特別審査員による地区ごとの一次審査の後、一般によるオンライン投票、Googleウェブマスターよる最終審査を経て、12月上旬に部門最優秀作品とグランプリ受賞作品を決定する予定。
グランプリの受賞作品は、Googleのトップページに1日掲載されるほか、賞品として学校へPC助成金200万円と、児童生徒へはノートパソコンが贈呈されるという。