日立オートモティブ大沼社長「ルネサス生き残って欲しい」

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日立オートモティブホームページキャプチャ
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日立オートモティブシステムズの大沼邦彦社長は6月14日開催の事業説明会で、業績不振となっているルネサスエレクトロニクスについて「何としても生き残って欲しいと強く要求している」と述べ経営再建を求めた。

ルネサスは従業員削減などのリストラ費用のため、大株主である日立製作所、三菱電機、NECに資本増強、主要取引銀行に融資を要請している。

大沼社長は「東日本大震災の時も(供給がストップしたが)簡単に別のベンダーからとは、ならなかった。ルネサスにはきちんと供給してもらうのが基本的なスタンス」と述べた。

ただ、ルネサスのマイコンは自動車業界全体で60~70%のシェアを占めているが「1社からだけでは(何かあったら)危ないので、拠点の2重化をやっている最中」と述べ、今後はルネサス比率を引き下げていく方針を明らかにした。

《レスポンス編集部》

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