BMWグループは24日、中国パートナーである華晨中国汽車(ブリリアンス)との2番目の合弁工場を、遼寧省瀋陽市に完成させた。
BMWグループと華晨中国汽車は2003年、合弁会社の華晨宝馬汽車を設立。現在、『3シリーズ』と『5シリーズ』を生産している。今回、完成した第2工場では、『X1』と中国専用の3シリーズロングホイールベース車を組み立てる。
BMWと華晨中国汽車は、第2工場の建設に5億ユーロ(約500億円)を投資。第2工場の稼働により、BMWの中国における年産台数は20万台に拡大する。
新工場の開所式において、BMWグループのノベルト・ライトホーファー会長は、「さらなる投資を行い、年産台数を中期的に30万台へ引き上げる。市場のニーズがあれば、最大40万台の生産が可能」とコメントしている。