【人とクルマのテクノロジー12】マップコードをもっと使ってほしい…デンソー

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デンソーが提供する「NaviCon」、連携するアプリからも目的地設定ができる。
  • デンソーが提供する「NaviCon」、連携するアプリからも目的地設定ができる。
  • 連携するアプリ数は100を超えた。便利な機能なのだが、アプリからカーナビへ目的地設定できることがあまり知られていないのが難点か。
  • Bluetooth接続したトヨタDOPの一部機種ではワンタッチでナビ側へ飛ばせるが、その他の機種も手入力で目的地設定が可能だ。
  • 目的地を五十音で入力するより、数字で入力する方が速いし、慣れてくるとマップコードは非常に使いやすい。
  • 最新スポットや、カーナビのデータベースがフォローしていないスポットも目的地にできる。

デンソーは、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンから、カーナビの目的地設定を可能とするアプリ『NaviCon』を「人とクルマのテクノロジー展」で展示していた。マップコードを利用することで「カーナビの機種を選ばないで使える」というのが最大の特長だ。

NaviConは単体だけではなく、他のアプリと連携して使うことができるのも特長のひとつ。その数は100を超えており、旅行ガイドやグルメガイドなど多岐に及ぶ。対応しているアプリのリストを見ると、その中には「これ、自分のスマートフォンに入れている」というものがかなりあって驚かされる。

Blutooth接続に対応したトヨタのディーラーオプションナビの場合、スマートフォンで検索したスポットをそのまま目的地として転送できるが、画面表示されるマップコードをナビ側で手入力することで、非対応のナビだけではなく、他社のナビでも目的地設定できることはあまり知られていないようだ。

「スポット情報はインターネット上にあるものの方が新しいので、マップコードで目的地設定のできるナビをお持ちであればもっと積極的に使ってほしいですね」と語るのは説明員。スマートフォンで検索し、マップコードを獲得してそれをナビに入力…という手順に慣れてくると、ナビ画面での入力よりも素早く設定できるという。

《石田真一》

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