F1中国GPで初優勝を果たしたロズベルグに対して、約20秒差で2位に入ったジェンソン・バトン(マクラーレン)。3ストップ戦略の最後のピットストップから状況を説明した。
「最後のストップは9秒か10秒くらいかかったのかな? その小さな作業ミスよりも、コースに戻ったときに前方に4台もいたのは参った。しかも直接のレースの相手じゃないクルマばかりだった。ニコに追いつくためには、前方をクリアにしておきたかった。大きなギャップだったけど、全力で挑みたかった」
「でも、全てを考え合わせると今日は楽しめたよ。良いレースができて、良いオーバーテイクができて、結果的に2位でポイントもたっぷりもらえて、悪くない気分だね」
「5位から3位にジャンプできたんだ。良いスタートだったと思う。これまでのところ、全部のレースでベストとは言わないまでも、上々のスタートができている。予選で上位が取れない現状では非常に重要なことだと思うな」
「何よりも、ニコに向けてお祝いを言いたいね。初めての優勝のとき、特別な気持ちになることを僕も知っている。ついでに言うと、この先も、もっとこういうことがあると思うよ。まあ、今年はあまり頑張って欲しくはないけどね(笑)」