旭テックは、中国企業の広州東凌実業集団との間で、安徽省に大型ダクタイル部品の鉄鋳造合弁会社を設立すると発表した。
新会社では、同社グループが有する大型鋳造品の製造技術を最大限活用し、中国における建設機械及びトラック向けの大型鋳造品の生産に特化し、生産能力は、2016年までに年間約2万5000tとなる予定。
これにより、日本、タイを合わせた鉄鋳造品の生産能力は、年産約20万tとなり、日本及びタイ、中国の顧客向けに製品を安定供給することが可能となる。
新会社の資本金は1億人民元(約12億円)で、出資比率は旭テックが49%、 広州東凌実業集団が51%。設立予定は2012年6月。