京セラ、IHI、みずほコーポレート銀行の3社は10日、鹿児島県に国内最大となる70MWの太陽光発電事業の事業性を検討することについて、基本合意したことを発表した。
建設予定地は、IHIの所有地である鹿児島県鹿児島市七ツ島2丁目で、土地面積は約127万平方m。総投資額は約250億円の計画で、本年7月の着工を目指す。
太陽電池モジュールは、全て京セラ製多結晶シリコン型の高出力製品を使用し、70MW分約29万枚を設置する計画。発電能力は、昨年日本国内に出荷された産業用太陽電池の約4割弱に相当する容量となる。
年間発電電力量は約7万9000MWhとなる見込みで、一般家庭の年間消費電力量約2万2000世帯分に相当し、年間約2万5000tのCO2削減にも貢献する。