信号無視で台湾からの観光客ひき逃げ、後に出頭した男を逮捕

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3日午前3時ごろ、京都府京都市東山区内の市道で、徒歩で横断歩道を渡っていた26歳の女性に対し、信号を無視して進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。女性は骨折などの重傷。クルマは逃走したが、警察は後に26歳の男を逮捕している。

京都府警・東山署によると、現場は京都市東山区祇園町北側付近で片側2車線の直線区間。横断歩道と信号機が設置されている。26歳の女性は台湾からの観光客で、青信号に従って横断歩道を渡っていたところ、赤信号を無視して進行してきた乗用車にはねられた。

女性は顔面を骨折する重傷。クルマは信号待ちをしていたタクシー2台にも接触したが、そのまま逃走。警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始した。

同日午後、滋賀県大津市内に在住する26歳の男が「事故を起こしたかもしれない」として警察に出頭。現場で採取した破片と、男のクルマの破損部位が一致したことから、自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

調べに対して男は「事故の直後はわからなかった」などと供述しており、警察では信号を無視した経緯から、事故当時に飲酒運転を行っていた可能性もあるとして、事故発生の状況を詳しく調べる方針だ。

《石田真一》

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