26日午後7時30分ごろ、新潟県新潟市西区内の国道116号バイパスで、単独事故を発端として、約400m区間の5か所で合計17台が関係する多重衝突が発生した。この事故で2人が打撲などの軽傷を負っている。
新潟県警・高速隊によると、現場は新潟市西区小新付近で片側3車線から2車線へ移行する直線区間。乗用車が凍結路面で単独スリップ。側壁に衝突する単独事故が起きたが、これを回避しようとした後続車が追突。これによって発生した渋滞の車列内でも追突が相次ぎ、結果として約400m区間の5か所で17台が関係する多重衝突に発展した。
この事故で26歳の女性と、11歳の女児が打撲などの軽傷を負い、近くの病院へ収容されたが、ケガの程度は軽いという。
事故当時、現場付近の路面は完全凍結状態だった。警察では急ブレーキを掛けたクルマも止まりきれずに衝突に至ったものとみて、当事者から事情を聞いている。