Team UKYOは、2012年の体制発表会で、モータースポーツをはじめ各種競技で世界へチャレンジする若い世代をサポートする方針を明らかにした。
発表会には代表の選手たちが参加し、意気込みを述べた。
15歳のレーシングカートドライバー、福住仁嶺(ふくずみ・にれい)選手は「今年はTeam UKYOのサポートを受け、海外のレースにも参戦する事が決定している。誰よりも速く走って世界一を目指す」とコメント。
17歳のプロサーファー、北沢麗奈(きたざわ・りな)選手は「Team UKYOの一員になれてとても心強いです。ワールドチャンピオンを目指して毎日努力をして頑張っているので応援してください」と話した。
15歳のマウンテンバイク、クロスカントリーライダー中村千鶴(なかむら・ちづる)選手は「2年後のユースオリンピックを目指して頑張っている。Team UKYOの名に恥じない走りをしていきたい」とした。
総括して片山右京氏は「彼らは才能はあるので、狭い日本から飛び出し世界を相手にして欲しい。いきなり結果を出せとは言わない。自分も若い頃にいっぱい泣いて悔しい思いをした。それが今、役に立っているので、常に世界に目を向けて欲しい」と述べた。
さらに下の若い世代に向けたプロジェクト「KCS」(片山右京チャレンジスクール)について説明が行われた。
チャレンジスクール教頭で、ゼンリンデータコム取締役会長の林秀美氏は「小学校から中学校の子供を中心に活動しており、日頃から片山右京氏が言っている、『頑張ることは恥ずかしくない、諦めない、絶対諦めなければいつか夢は実現する』をテーマにフリークライミング、サイクリングやキャンプなどの屋外活動を中心に夢を培っている。このプロジェクトが始まって5年経つが、ここから世界を目指す子供達が出てきてくれることを願っている」とした。