フォードモーターがグローバルに展開している新世代環境エンジン、「エコブースト」。同社が、このエコブーストの大幅な増産に踏み切る。
これは26日、フォードモーターが発表したもの。同社の発表によると、2012年は合計11車種がエコブーストエンジンを搭載予定。2011年の7車種から4車種増えることを受け、エコブーストエンジンの生産規模を3倍へ拡大するという。
4車種の中では、新型『エスケープ』と主力中型セダンの『フュージョン』などに、エコブーストの1.6リットル直列4気筒版を搭載。さらに大型セダンの『トーラス』には、3.5リットルV型6気筒に加えて、2.0リットル直列4気筒のエコブーストを新設定する。
フォードモーターは2011年、12万7683台のエコブーストエンジン搭載車を販売。同社のSue Cischke副社長は、「我々はクラス最高レベルの燃費性能を顧客に約束する」と述べている。