フォルクスワーゲンは29日、2018年までに全ての工場から排出されるCO2などを、現行比で25%削減するグリーン化計画を発表した。
今回の計画は、同社の理念、「Think Blue」に沿う形で実施されるもの。フォルクスワーゲンの世界中の工場が、電力や水の使用量を減らし、CO2などの排出量の削減に努める。
すでにフォルクスワーゲンは、世界規模で工場のグリーン化を実施してきた。しかし今回、25%という高い数値目標を掲げ、さらにエコフレンドリーな工場を目指す取り組みに着手する。
同社のWerner Neubauer取締役は、「持続的かつ効率的な生産体制の構築は、大きなアドバンテージとなり得る。今回の目標は顧客に対するコミットメントだ」と語っている。