パトカーから逃走のクルマが衝突、少年5人が死傷

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17日午前1時25分ごろ、大阪府堺市北区内の府道で、直前までパトカーの追跡を受けていた乗用車が路外に逸脱。道路左側の電柱に衝突する事故が起きた。クルマは大破し、乗っていた男女5人が死傷している。

大阪府警・北堺署によると、堺市北区南長尾町付近の市道をパトロールしていた同署の捜査車両(覆面パトカー)の乗員が、極めて低い速度で走行している乗用車を発見。運転者に職務質問しようと赤色灯を点灯させたところ、速度を上げて逃走した。

パトカーはただちに追跡を開始したが、クルマは高速度で走行していたことから約400mで追跡中止。その後は逃走方向へ進行していったところ、堺市北区新金岡町付近の府道で路外に逸脱し、道路左側の電柱に衝突しているクルマを発見した。

クルマには男女5人が乗車していたが、運転していた同区内に在住する18歳の男性が全身強打で死亡。後部座席に同乗していた16歳の男性も骨折などの重傷を負った。また、車外には3人が投げ出されており、17歳と18歳の男性が頭部強打などで意識不明の重体。16歳の女性は足を骨折する重傷を負い、いずれも近くの病院へ収容されている。

警察では同乗者の回復を待ち、逃走の動機について事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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