東京モーターショー11に出展したオーディオメーカーの一つがBEWITH。佐賀県に拠点を持つこのオーディオメーカーは、ヘッドユニット、スピーカーを独自のコンセプトで作り、世界に認められてきた。
デモカーに臨場感をもたらすのはそれぞれ1対のツィーターとミッドウーファーのみ。通常は、さらにサブウーファー、複数のアンプが必要だ。BEWITHのスピーカーの仕掛けは、円の中心からわずかにずれたコーン(偏芯コーンスピーカー)。これが臨場感のある音を醸し出すようだ。
ヘッドユニットもユニーク。通常のカーオーディオではコンソールに配置されるヘッドユニットだが、BEWITHのそれはルームミラー。ソースにはコンパクトフラッシュを用いる。
これだけの音を出すにはプロショップでないとインストールできない。さらにBEWITHの専用音響センサーが必要だ。インストールの費用は60万円以上。