日産自動車が発表した10月の生産・販売・輸出実績によると、グローバル生産台数は前年同月比18.8%増の43万1464台と大幅プラスとなった。
国内生産は同32.9%増の11万5932台となった。昨年9月にエコカー補助金制度が終了したことによる需要減の反動から大幅プラスとなった。
海外生産は同14.3%増の31万5532台と好調で10月として過去最高だった。中国が同29.4%増の10万9546台と10月として過去最高だったのはじめ、メキシコが同20.9%増、英国が同13.9%増、スペインが同26.4%増と伸びた。
ただ、その他地域はインドの新型『サニー』が純増となったものの、タイの洪水被害の影響で同18.6%減となった。
国内販売は同39.3%増の4万6851台と大幅増となった。輸出は同14.8%増の7万3162台と好調だった。欧州向けが『エクストレイル』の好調で同74.4%増と高い伸び率となった。