19日午前8時55分ごろ、静岡県袋井市内の県道で、緊急走行中の救急車と、交差道路を進行してきたトラックが出会い頭に衝突する事故が起きた。人的被害は無く、救急車が向かっていた現場には、ただちに別の救急車が手配されたという。
静岡県警・袋井署によると、現場は袋井市川井付近で信号機の設置された交差点。当時は救急車側が赤だった。救急車は同市内で発生した交通事故の現場へ向かうため、サイレンと赤色灯を使用した状態で走行。赤信号の交差点を通過しようとしたところ、交差道路を左方向から進行してきたトラックと出会い頭に衝突した。
双方の車両は小破。衝突速度が低かったため、救急車側の2人と、トラックを運転していた37歳の男性にケガはなかった。事故後、ただちに別の救急車が手配されて要請先に向っており、搬送に影響は出なかった。
警察では双方の安全確認に怠りがあったものとして、トラックの運転者と、救急車を運転していた33歳の男性隊員から事故当時の状況について話を聞いている。