ルノーは10月28日、フランス国内19社から、合計1万5637台のEVを受注したと発表した。
このEVは、ルノーが商用車の『カングー』をベースに開発した『カングーZ.E.』。1万5637台の内訳は、フランス郵政公社が1万台、フランス電力公社の子会社のERDF社が1500台、フランス政府の公的調達機関連合のUGAPが1200台など。納車は今後4年間に、順次行われる。
カングーZ.E.は、最大出力60ps、最大トルク23kgmを発生するモーターを搭載。二次電池は蓄電容量22kWhのリチウムイオンバッテリーで、最大航続距離160kmの性能を備える。
ルノーのジェローム・ストール副社長は、「今回の受注はルノーのEVの商品力やサービスに対する信頼の証」と述べている。