住友軽金属とコンステリウム、提携を検討 アルミ圧延事業

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住友軽金属と住友商事は、アルミ圧延大手のコンステリウムとアルミ圧延事業での業務提携に向けて検討すると発表した。

アルミ圧延品は、アルミ缶用板材、自動車用板材などを中心に世界的に需要が増加しており、需要地域は中国、東南アジア、中近東、中南米と拡大している。

コンステリウムは、パリに本社を置く大手アルミ圧延会社。アルミ圧延事業を展開するスペシャル・シート部門は、欧州に拠点を持ち、アルミ缶用板材、自動車用板材などを中心に高いシェアを持つ。

日本を含むアジアを中心に生産・販売する住友軽金属は、グローバルな販売網を持つ住友商事と共に、欧州を中心に生産・販売するコンステリウムとの間で、今後の需要増加が見込まれる地域へ対応するため、事業協力の検討を進めることにした。

両社は、自動車分野をはじめとした広範囲な分野で協力関係の構築を目的に検討を進める。具体的な協力内容は、各製品ごとに今後検討する。

《レスポンス編集部》

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