トヨタ自動車のワークスチーム、GAZOO Racingが15日、ドイツで開催されるVLN(ニュルブルクリンク耐久シリーズ)第9戦に投入する新型FRスポーツ、『FT-86』。同車の姿が、メディアにスクープされた。
これは14日、自動車メディアの『INSIDE LINE』が掲載したもの。レース参戦を前に、ドイツ・ニュルブルクリンクをテスト走行するFT-86の姿を捉えている。
同メディアが掲載した写真を見ると、ボディにカモフラージュを施したまま、FT-86はレースに参戦するのが見て取れる。これはFT-86が、正式発表前(デビューは12月の東京モーターショーを予定)のためである。
FT-86は、VLNのSP3クラス(排気量1750-2000ccの自然吸気エンジン搭載)にエントリー。ドライバーは、影山正彦選手とトヨタ自動車の開発ドライバー、高木実選手の2名で、カーナンバーは「258」だ。
決勝レースは現地時間15日、19時にスタート。大型リアスポイラーには、日の丸と「がんばろう日本!」のメッセージを添えて、FT-86は走る。