住友金属鉱山、フィリピンの建設中プラントを武装勢力が占拠

自動車 ビジネス 企業動向

住友金属鉱山は10月3日、現地時間午前10時頃(日本時間=午前11時頃)、同社がプラント建設中のフィリピン、ミンダナオ島・タガニート地区(ミンダナオ島北東部)で、武装勢力がタガニート・マイニング・コーポレーション(TMC)を襲撃、占拠したとの情報が入ったと発表した。

TMCは、同社子会社であるタガニート・HPAL・ニッケル・コーポレーション(THPAL)に近接した地域にあり、将来THPALはTMCから原料であるニッケル鉱石を購入する予定。

武装勢力の実態は、現時点では不明。また、現時点では、武装勢力より犯行声明や要求などは出されていないとしている。

現在、同社から4人が現地で勤務中だったが、4人とも無事が確認されている。また、建設工事にあたっている日本企業からも多数の日本人社員が派遣されているが、現時点では怪我人などの報告は受けていない。

詳細は、追って報告するとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース