26日午前7時10分ごろ、富山県高岡市内の市道で、民家敷地内の駐車場から進出したばかりの軽乗用車が暴走。バックで元の駐車場へ戻ろうとした際、助手席に同乗していた77歳の女性がドアと壁の間に挟まれた。女性は収容先の病院で死亡している。
富山県警・高岡署によると、現場は高岡市木町付近。道路に面した民家敷地内の駐車場から右折進出しようとしていた軽乗用車が、道路反対側にある民家の外壁に接触。助手席に同乗していた77歳の女性が被害状況を確認しようとドアを開けた直後、クルマは急加速してバック。元の駐車スペースに戻ろうとした際に壁へ衝突。半身を乗り出すような状態だった女性はドアと壁の間に挟まれた。
女性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打が原因でまもなく死亡。警察はクルマを運転していた82歳の男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。
警察では最初の接触でパニックになった男性が、アクセルとブレーキを踏み間違えたものとみている。