ホンダが発表した8月の四輪車の生産・販売・輸出実績によると、世界生産台数は、前年同月比9.3%減の26万1524台と、7か月連続マイナスとなった。
国内生産は同17.2%減の5万6356台と、9か月連続で前年を下回った。震災による部品不足で減産しているため。
海外生産は同6.8%減の20万5168台と6か月連続マイナスとなった。中国が同17.7%増の5万5567台と、8月として過去最高となった。中国を含むアジアも伸びたものの、欧州が同52.5%減と半減。北米も同5.0%減と落ち込んだ。
国内販売は同47.3%減の3万4267台と、12か月連続マイナスとなった。震災の影響で新車の供給が滞っているため。
輸出は同37.8%減の1万7154台と6か月連続マイナスとなった。北米、欧州、アジアが3割を超えるマイナスとなった。