トヨタ自動車が発表した8月の生産・国内販売・輸出実績によると、グローバル生産台数は、前年同月比10.6%増の62万6817台と前年を上回った。
東日本大震災で寸断されたサプライチェーンが回復、生産の巻き返しを図るため増産した効果で国内生産は同11.9%増の25万2374台と12か月ぶりに前年を上回った。
国内販売は同22.7%減の10万2443台と前年を割り込んだ。生産は回復したものの、納車までに時間を要しているため。軽を除く市場のシェアは47.3%で、前年より1.7ポイントアップした。
輸出はほぼ全地域向けに増加し、同19.8%増の13万7977台と6か月ぶりにプラスとなった。
海外生産は同9.8%増の37万4443台と6か月ぶり前年を上回った。南アフリカ、豪州、アジア、欧州で増加した。