発受電電力量3か月連続マイナス、原子力は31.5%減…5月

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福島第一原子力発電所への大型タンクの輸送。20km圏内専用トレーラへの積み替え(6月5日)
  • 福島第一原子力発電所への大型タンクの輸送。20km圏内専用トレーラへの積み替え(6月5日)
  • 東京電力福島第一原子力発電所でのタンク施設作業(6月9日)

電気事業者連合会が発表した5月の発受電電力量は、前年同月比4.7%減の689億8000kWhとなり、3か月連続でマイナスとなった。

浜岡原子力発電所の停止や、定期検査で稼働を停止している原子力発電所の再開が、福島第一原発の事故により自治体の同意が得られずに遅れていることから、原子力が同31.5%減の147億kWhに留まった。原子力発電所の稼働率は40.9%にまで低下している。

水力発電は出水率が前年同月値を上回ったものの、貯水池式の発電電力量が低迷し、同0.2%減の70億7000kWhだった。

火力発電は原子力の減少をカバーする形で増加し、同18.6%増の374億9000kWhとなった。

《レスポンス編集部》

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