日本自動車販売協会連合会が発表した5月の中古車登録台数は、前年同月比0.3%増の28万9464台となり6か月ぶりに前年を上回った。
東日本大震災の影響による部品不足で新車の生産遅れから、中古車の需要が伸びているのに対して、乗用車はタマ不足となっているものの、貨物車が好調で前年を上回った。
車種別では、乗用車が同0.2%減の24万8451台と微減だった。小型乗用車が同0.1%減の13万3056台と横ばいで、普通乗用車が同0.4%減の11万5395台だった。
貨物車は同2.6%増の3万3066台となった。このうち、普通貨物車が同10.0%増の1万4370台と高い伸び率だった。
バスは同75.4%増の1665台、その他が同1.6%減の6282台だった。