パトカー見て逃走の男性、クルマにはねられて意識不明

自動車 社会 社会

23日午後2時55分ごろ、千葉県香取市内の県道で、車道に飛び出してきた17歳の男性が進行してきたワゴン車にはねられる事故が起きた。男性は意識不明の重体。男性は警察の捜査車両(覆面パトカー)を目撃し、逃げる最中に事故に遭ったとみられている。

千葉県警・香取署によると、17歳の男性は事件に関与した疑いがあり、同署が内偵捜査を行っていたが、張り込みを行っていた覆面パトカーを目撃すると、その場から逃げ出した。

これに気づいた捜査員がパトカーから降り、約350mに渡って追いかけたが、男性は香取市佐原2丁目付近の県道を横断しようとした際、左方向から進行してきた同市内に在住する64歳の男性が運転するワゴン車にはねられた。

男性は頭部を強打。ドクターヘリで病院へ搬送されたが、意識不明の重体となっている。クルマの運転者にケガはなかった。

警察では男性が安全確認を怠ったまま、車道に飛び出したことが事故の主因とみている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース