日産自動車が発表した4月の生産・販売・輸出実績によると、国内生産は前年同月比48.7%減の4万4193台だった。
東日本大震災の影響で部品が不足、減産しているため。
海外生産は同12.7%減の20万3831台と落ち込んだ。部品不足が米国や中国などにも波及したため。米国は同33.2%減、中国が同14.8%減となった。
グローバル生産台数は同22.4%減の24万8024台だった。
国内販売台数は同37.5%減の2万4068台と落ち込んだ。震災の影響で生産が滞り、新車の供給が遅れているため。海外販売は中国販売が同5.0%増、米国が同12.2%増、ロシアが同89.9%増など、在庫車でカバーした。
輸出は同72.0%減の1万4642台と大幅マイナスとなった。北米向けが同75.0%減、欧州向けが同14.7%減となった。震災の影響で減産しているため。