三菱電機が発表した2011年3月期の連結決算は、税引前純利益が前年同期比227.2%増の2102億円と前年同期の約3.3倍となった。
売上高は同8.7%増の3兆6453億円と増収となった。中国・インドの自動車機器事業、自動車用パワー半導体、車載用液晶事業、家電が好調だった。
収益では、産業メカトロニクスの増収や電子デバイスの黒字化などの効果で営業利益が同147.9%増の2337億円となった。当期純利益が同340.4%増の1245億円だった。
今期の通期業績見通しは売上高が同3.4%増の3兆7700億円、営業利益が同1.6%減の2300億円、税引前純利益が同4.9%減の2000億円、最終利益が同0.4%増の1250億円となる見通し。