ヨコオ、ベトナムに車載通信機器の製造工場を新設

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ヨコオは13日、ベトナムに車載通信機器製品の生産拠点を新設すると発表した。

現在、中国・広東省東莞市にある中国工場で生産している車載通信機器製品を新工場に移管、ASEAN地域をはじめ、米国、欧州、日本向けに低コストで生産する計画で、2012年8月から操業する。

中国の広東省東莞市で、同社子会社の東莞友華汽車配件が車載用マイクロアンテナをはじめとする車載通信機器関連製品を生産している。今回、事業の拡大を目指しグローバルサプライを強化するため、中国工場に匹敵する第2の旗艦工場をベトナムに新設することを決めた。

ベトナムの新生産拠点は「ヨコオ・ベトナム」で、ヨコオが100%出資して設立する。資本金は3億円の予定。新工場はベトナムのハノイ近郊ハナム省にあるドンバンII工業団地内に建設する。2012年8月から稼働開始し、2014年度末時点には従業員数約800人規模を予定している。

ヨコオ・ベトナムでは当面、これまで中国工場で生産していたワイヤーハーネス製品の生産を移管し、順次、生産品目を拡大するとともに、現地サプライチェーンネットワークを強化し、ASEAN、米国、欧州、日本向に順次出荷する予定。中国工場は、急激な市場拡大が進んでいる中国市場向けに生産を集中する。

《レスポンス編集部》

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