損保ジャパン、マレーシアの損保関連会社を子会社化

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損害保険ジャパンは10日、マレーシアの損害保険関連会社「ベルジャ・ソンポ」を子会社化すると発表した。

損保ジャパンは現在、ベルジャ・ソンポの株式の30%を保有しているが、約133億円を投じて合弁相手であるベルジャ・キャピタルが保有する株式を買い増しし、出資比率をマレーシアの外資出資規制の上限である70%にまで引き上げる。6月までに買い増しを完了する。

マレーシアの保険市場は経済成長と保険普及率の向上を背景に年率6.6%のペースで拡大。2009年の市場規模は約3000億円と、東南アジア諸国の中ではシンガポール、タイに次ぐ大きさになっている。収入規模でマレーシア10位のベルジャ・ソンポの子会社化で、同国での事業基盤の強化と収益拡大を目指すとしている。

《小松哲也》

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