電子情報技術産業協会が発表した2月の民生用電子機器国内出荷金額は、前年同月比11.8%減の2310億円と、2か月連続でマイナスとなった。
分野別では、カーAVCが同8.2%減の542億円と6か月連続前年割れとなった。新車需要の低迷でカー用品の販売も低調だった。
映像機器国内出荷金額は、同22.0%減の1667億円で2か月連続のマイナスとなった。1月からエコポイントが半減となり、昨年12月までの需要増の反動で落ち込んだ。音声機器国内出荷金額は同26.0%減の101億円と2か月連続でマイナスとなった。
カーAVCの製品別出荷台数によると、カーオーディオは、カーステレオ本体(カセット)が同45.3%減の9000台、カーCDプレーヤが同0.7%増の34万8000台となった。
カーカラーテレビは同3.6%増の4万7000台と5か月ぶりに前年を上回った。カーDVDは同12.6%減の2万3000台と2か月ぶりにマイナスとなった。
カーナビゲーションシステムは同4.4%減の41万1000台と、5か月連続でマイナスとなった。ソース別構成比は、CD/DVD-ROMタイプが6.1%、HDDタイプが40.0%、フラッシュメモリその他が53.9%で半分以上を占めた。
ETC車載ユニットは同43.0%増の31万4000台と3か月連続プラスとなった。