タタ『ピクセル』は、『ナノ』をベースに欧州都市部の道路事情に適したコンパクトカーの提案。目を引くのは、スーパーカーのような跳ね上げ式サイドドアだ。全長はわずか3000mmと、トヨタ『iQ』の2985mmとほぼ同サイズながら、パッケージングの効率化によって、大人4名乗車を実現している。「ゼロターン」と呼ばれる画期的な取り回し性能向上システムを採用。これは、ステアリングホイールを最大に切ってUターンする場合などに、低速時に限って、内側の後輪を逆回転させるというアイデア。これにより、最小回転半径は2.6m(iQは3.9m)に抑えられる。リアに置かれるエンジンは、1.2リットル直列3気筒ターボディーゼル。アイドリングストップやブレーキエネルギー回生システム、オンデマンド制御の補器類、低転がり抵抗タイヤの採用などにより、欧州複合モード燃費29.4km/リットル、CO2排出量89g/kmという高い環境性能を達成する。
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