駐車禁止と声をかけ、助手席の現金入りバッグ奪う

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25日午前9時ごろ、栃木県小山市内の銀行駐車場で、駐車しようとしていたクルマの助手席側ドアを見知らぬ男が開け、助手席に置いてあった現金約300万円が入ったバッグを奪おうとする事件が起きた。男はこのうち100万円分を奪って逃走している。

栃木県警・小山署によると、現場は小山市間々田付近にある地方銀行の駐車場。パチンコ景品買取業の57歳男性が入金のためにこの銀行を訪れ、駐車スペースにクルマを進めたところ、見知らぬ男が助手席側のドアを突然開け、「駐車禁止だよ」と声を掛けた。

次の瞬間、男は助手席の上に置いてあった現金約300万円が入ったスポーツバッグを奪おうとしたが、これに気づいた男性ともみ合いになった。バッグは壊れ、中から現金がこぼれ落ちたが、男は床に落ちた1000円札の束(100万円分)を奪い、近くに駐車していたワゴン車で逃走した。男性にケガはなく、警察では窃盗事件として捜査を開始している。

逃げた男は50〜60歳代で、身長は160-170cm程度。逃走用のワゴン車は銀色だった。警察では銀行への入金タイミングを知った人物が待ち伏せをしていた可能性が高いとみて、調べを進めている。

《石田真一》

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