故障で停車のトラックに後続トラック追突、運転者が挟まれ死亡

自動車 社会 社会

25日午前0時35分ごろ、広島県東広島市内の山陽自動車道下り線で、故障のために路肩で停車していた大型トラックに対し、後ろからきた別の大型トラックが追突する事故が起きた。車外にいた故障トラックの運転者が死亡している。

広島県警・高速隊によると、現場は東広島市高屋町小谷付近で片側2車線の緩やかな左カーブ。トラックはヘッドライトが点灯しなくなるなど、電装系が故障したことから現場付近で停止。事故の約5分前には警察に「ライトが点灯しない」などと通報していた。

運転していた福岡県岡垣町内に在住する69歳の男性は車外に出て、追突防止用の三角表示板の設置を行っていたとみられるが、そこに後ろから進行してきた別の大型トラックが追突した。男性は道路左側のガードロープと車体の間に体を挟まれる状態となって即死。追突側のトラックを運転していた岡山県玉野市内に在住する43歳の男性も打撲などの軽傷を負っている。

警察では追突側トラックが前方不注視だった可能性が高いとみて、運転者から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース