24日午前5時30分ごろ、鹿児島県鹿児島市内の市道で、道路左側の路肩を歩いていた78歳の男性に対し、後方から進行してきた普通トラックが追突する事故が起きた。男性は弾き飛ばされ、収容先の病院で死亡している。
鹿児島県警・鹿児島西署によると、現場は鹿児島市本名町付近で片側1車線の直線区間。歩道も設置されていたが、男性は道路左側の車道路肩を歩いていたとみられている。
男性は数メートル弾き飛ばされて全身を強打。近くの病院に収容されたが、頭部強打を原因として約1時間後に死亡している。警察はトラックを運転していた同市内に在住する34歳の男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。
事故当時は日の出前で、付近に街灯も無いことから見通しは悪かった。調べに対して男性は「カーステレオの操作をしており、歩行者の存在に気づくのが遅れた」と供述。警察では前方不注視が事故の主因とみている。