安川電機が発表した2010年第3四半期(3〜12月期)の連結決算は営業利益が76億8400万円と黒字に転換した。前年同期は110億円の赤字で、大幅に収益が改善した。
売上高は前年同期比41.2%増の2125億1800万円と大幅な増収となった。円高の影響はあったものの、中国をはじめ、アジアを中心に外需向けが好調だったほか、国内納入先企業の業績回復にけん引され、モーションコントロール、ロボットの売上げが伸びた。
収益では、売上げ増の効果で経常利益は77億1900万円の黒字となった。当期純利益は43億2100万円と黒字となった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。