宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12日、国産ジェット旅客機の開発や先進技術の飛行実証に活用することを目的として導入する「ジェット飛行実験機(ジェットFTB:Flying Test Bed)」の愛称を、「飛翔(ひしょう)」に決定したと発表した。
愛称は、広く親しみを持ってもらうため、2010年9月9日〜11月9日の期間募集。応募総数は3928件(インターネット投票:2457件、はがき・応募券投票:1471件)で、「飛翔」の提案者数は125名であった。
選定理由として、JAXAでは「最も多くの方から寄せられた愛称であり、また、提案者からは“大空をはばたく”、“美しく飛行している”、“未来に向かって”等のイメージがあげられ、ジェット飛行実験機(ジェットFTB)にふさわしい愛称と判断した」としている。
ジェット飛行実験機は、ジェットFTBに対するニーズが日本において高まっていることを踏まえ、JAXAとしてジェットFTBを導入し、航空機の飛行環境を再現し各種機器の飛行実証を行う。