203km/h走行の男を送検---周囲の車は止まって見える

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今年9月、長野県東御市内の上信越自動車道上り線で、制限速度を大幅に上回る203km/hで走行したとして、長野県警は9日までに佐久市内に在住する31歳の男を道路交通法違反(速度超過違反)容疑で書類送検した。

長野県警・高速隊によると、この男は2010年9月13日夜、東御市滋野付近の上信越自動車道上り線で自己所有の乗用車を運転中、制限速度が80km/hであるにもかかわらず、123km/h超過となる203km/hで走行した疑いがもたれている。

同地に設置されていた速度違反自動取締機が通過する瞬間を撮影しており、警察はこれを元にクルマを特定。所有する男を追及したところ、速度違反の事実を認めたことから道交法違反容疑で検挙。9日までに同容疑で長野地検上田支部に書類送検した。

調べに対して男は「中古で買ったスポーツカーの性能を試していた」、「具体的に何キロとは覚えていないが、周囲のクルマはすべて止まって見えるぐらいの速度は出した」などと供述しているようだ。スピードリミッター機能はキャンセルされていたという。

長野県内において200km/h超の速度違反で検挙された事例は今回が初となる。

《石田真一》

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