ニールセン・カンパニーは、「2010 ニールセン・グローバル・スマートフォン・レポート」を発表した。
本レポートは、スマートフォン所有者がどのような人で、どのように携帯電話の最新機能を使いこなしているのかなどについて調べたもの。米国、カナダ、スペイン、イタリア、イギリス、フランス、ドイツ、ブラジル、ロシア、インド、中国、サウジアラビア、アルゼンチンの世界13カ国のデータを元に、スマートフォンの利用状況に関する最近の傾向や調査結果について分析した。
スマートフォンの普及率が最も高い国はスペインで37%、次いでイタリアの33%、英国の27%と、西ヨーロッパはドイツを除いて全体的に高い。ドイツは21%にとどまる。米国は25%、中国は24%、ロシアは17%となっている。
OSの国別シェアでは米国はブラックベリーが34%と最大で、iPhoneは28%、ウィンドウズが17%、アンドロイドが14%。
これに対してブラジル、英国、中国はシンビアンが最もシェアが高く、ブラジルでは68%、英国では45%、中国では86%と圧倒的。