スズキの鈴木修会長兼社長は2日、今年度下半期の軽自動車販売について、10月を上回る落ち込みになるとの見通しを示した。鈴木会長は同日、都内で開いた決算会見後に、一部報道陣に対し語った。
鈴木会長は、「そう簡単に戻らんのじゃないかな。非常に悲観的だけど、83%を上回るパーセンテージは少なくとも下期、10月から3月は期待できない。下がることはあっても」と述べた。
全国軽自動車協会連合会が1日発表した10月の軽自動車新車販売台数は前年同月比16.2%減の11万1070台だった。さらに鈴木会長は「来年度の上半期に良くなる保証もないしね」とも付け加えた。