トヨタ自動車は24日、中国で問題になっている砂漠化の防止に貢献するため、植林活動を実施した。
これは、中国科学院中日科技与経済交流協会、河北省林業局、特定非営利活動法人地球緑化センターと共同で、中国河北省豊寧満族自治県にある「21世紀中国首都圏環境緑化モデル拠点」共同事業の一環として実施したもの。
今回の植林には、日本と中国のトヨタ関連事業体からのボランティア約90名が参加し、約650本のアブラマツを植樹した。
21世紀中国首都圏環境緑化モデル拠点の共同事業は、中国の首都圏近くまで拡大する砂漠化の防止を目的に、地元住民、トヨタ関係者やNPOのボランティアなどが加わって、2001年から9年間にわたって370万本の植林を実施した。植林面積は2888ヘクタール、東京ドーム約617個分となっており、トヨタはこの植林のために累計4億5000万円を拠出している。