三菱ふそう、小型トラック用クリーンディーゼルを開発

エコカー 燃費
小型トラック向けに開発したブルーテックシステム
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三菱ふそうトラック・バスは20日、小型トラック向けの「BlueTec(ブルーテック)システム」を開発した。小型トラック『キャンター』に搭載して市場投入する。

同社は、4月に発売を開始した大型トラック『スーパーグレート』を皮切りに、中型トラック『ファイター』、大型観光バス『エアロクィーン』、『エアロエース』、大型路線バス『エアロスター』に、再生制御DPFと尿素SCRを組み合わせたブルーテックシステムを順次採用してきたが、今回国内の小型トラック向けに初めて採用することを決定した。

トレードオフの関係にあるPM、NOxの低減と低燃費を両立するブルーテックシステムはDPFと尿素SCRで構成する。このシステムは「再生制御式DPF」でPMを捕集、燃焼除去し、残ったNOxを尿素水を使って無害な窒素と水に分解する。

尿素水の消費量は燃料の消費100に対して1~2.5で、小型トラック用の尿素水タンクの容量は12リットル。2tクラスで約4000~1万kmに1回の割合で尿素水を補給する必要がある。

ブルーテックシステムを搭載することで、エンジン本体は燃焼効率を上げることに集中、エンジンから排出されるPM、NOxは後処理装置で効率的に浄化する。これによってPM、NOx低減と燃費の向上、低燃費によるCO2削減が図れる。

ブルーテックシステムは、高い燃焼効率を実現する「4P10」型エンジンと組み合わせることにより、低燃費とクリーンな排出ガスを実現するとしている。
《レスポンス編集部》

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