日本工作機械工業会が発表した2010年上半期(1〜6月)の工作機械受注総額は、前年同期比197.5%増の4406億7400万円と前年同期の3倍近くに伸びた。
エコポイントやエコカー補助金の効果で電機向けや自動車向けが大幅に回復してきたため。
受注の内訳は国内向けが同109.7%増の1346億1000万円と2倍以上。輸出は同264.7%増の3060億6400万円と大幅に伸びた。海外市場を中心に経済が回復しているため。
6月単月の受注総額は前年同月比138.8%増の834億9300万円だった。前月比でも3.6%増と順調。国内向けは同101.7%増の291億5700万円、輸出が同164.9%増の543億3600万円だった。