強引な割り込みで事故誘発の男を逮捕

自動車 社会 社会

今年4月、和歌山県和歌山市内の国道26号で前走車を追い越し、強引な割り込みをすることで事故を誘発、女性2人に重軽傷を負わせたとして、和歌山県警は20日、45歳の男を自動車運転過失傷害や道路交通法違反(無免許運転)容疑で逮捕した。

和歌山県警・和歌山北署によると、問題の事故は2010年4月15日の午後11時ごろに発生している。和歌山市粟(N34.14.38.2/E135.10.41.8)付近の国道26号・紀の国大橋で、第1車線を走行していた軽乗用車の前方に、第2車線から車線変更してきたワゴン車が強引に割り込んだ。

軽乗用車を運転していた18歳の女性はこれに驚き、追突を避けようと急ハンドルを切ったところ側壁に激突。クルマは中破し、運転者の女性と同乗していた19歳の女性が重軽傷を負ったが、割り込んできたクルマはそのまま走り去った。

警察では割り込んできたクルマが事故を誘発したと判断。目撃情報などから45歳の男が容疑に関与したものとして、その行方を追っていたが、20日に和歌山市内で発見。自動車運転過失傷害と道路交通法違反(無免許運転)容疑で逮捕している。

現場は片側2車線の直線区間。男は2001年ごろから無免許運転を続けたことについては認めているものの、事故については「知らない」として否認しているようだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース