女子高校生が2台のクルマに次々はねられ死亡

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11日午後8時30分ごろ、大阪府枚方市内の国道170号で、道路を横断していた自転車に対して乗用車が衝突。自転車は対向車線に弾き飛ばされ、対向車線の軽乗用車にもはねられた。この事故で自転車に乗っていた女子高校生が死亡している。

大阪府警・枚方署によると、道路を横断していた自転車に対し、進行してきた乗用車が衝突。自転車は対向車線まで弾き飛ばされて転倒したが、そこに対向車線を進行してきた軽乗用車が突っ込んできたという。自転車に乗っていた15歳の女子高校生は頭部などを強打。近くの病院に収容されたが、まもなく死亡した。警察は最初にはねた乗用車を運転していた京都府向日市内に在住する45歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕している。

2回目にはねた軽乗用車は逃走したため、警察は重傷ひき逃げ事件として捜査を開始したが、事故から約1時間後に寝屋川市内に在住する28歳の男が現場に戻り、「自分がやった」と申告したため、自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

現場は枚方市大字三矢(N34.48.28.8/E135.38.7.6)付近の国道170号で、片側2車線。枚方大橋の南側にある市道との交差点で、信号機や横断歩道は設置されていない。24時間を通して交通量の非常に多い場所だという。警察では事故発生の経緯を調べている。

《石田真一》

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