BMW 3シリーズ 燃費向上、10モデルが補助金対象に

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BMWジャパンは、『3シリーズ』全車の燃費を大幅に向上し、5月24日から販売を開始した。これにより10モデルがエコカー補助金制度の対象となった。

今回、3シリーズに、傑出したエンジン・テクノロジー、軽量素材の効果的な展開、洗練されたエアロダイナミクス等、先進技術を数多く取り入れ、より少ないエネルギーで、より高い性能を可能にするBMW EfficientDynamics(エフィシェント・ダイナミクス)の理念に基づいた技術を採用。優れた環境性能を実現するとともに、3シリーズの10モデルがエコカー補助金制度の対象となる。

「320iセダン」、「320iツーリング」、「320iクーペ」の直列4気筒エンジンには、最大200気圧に加圧された燃料を筒内に直接噴射する高精度ダイレクト・インジェクション・システムと希薄燃焼テクノロジーを採用し、出力とトルクを約10%向上させながら、燃費を最大で約45%向上させた。

「325iセダン」、「325iツーリング」、「325iクーペ」は、超軽量マグネシウム合金をクランク・ケースの一部に採用することにより大幅に軽量化した直列6気筒エンジンを採用。高精度ダイレクト・インジェクション・システムと希薄燃焼テクノロジーの採用により、トルクを約10%向上しながら、燃費を最大で約35%向上させた。

また、「335iセダン」、「335iツーリング」、「335iクーペ」、「335iカブリオレ」にはツインパワー・ターボ・テクノロジーと高精度ダイレクト・インジェクション・システム、無段階可変バルブ制御テクノロジーのバルブトロニックを組み合わせた直列6気筒エンジンを搭載する。従来の直列6気筒ターボと同等の最高出力と最大トルクを幅広い回転域で発生しながら、従来モデルに比べ約20%燃費を向上した。

このほか、3シリーズにはマイクロ・ハイブリッド・テクノロジー(ブレーキ・エネルギー回生システム)、エンジン・オート・スタート/ストップ機能などの間接的に燃費向上に貢献する機能も充実した。

これら最先端技術の採用により、320iセダンの6速MT仕様の場合、従来モデルに比べ約10%の出力向上を達成しながら、燃料消費率は約45%向上しリッター18.4kmを達成した。これによって2010年度燃費基準を約42%を上回るなど、セダンタイプの輸入車として初めて2015年度燃費基準も達成した。

《レスポンス編集部》

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