クルマで故意に衝突、歩行者所持の現金を奪う

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2日午前0時50分ごろ、埼玉県桶川市内の市道を歩いていた20歳の女性がクルマにはねられる事故が起きた。このクルマを運転していたとみられる男は女性を殴打。所持していたバッグを奪って逃走している。警察では強盗傷害事件として捜査を開始している。

埼玉県警・上尾署によると、事件が起きたのは2日の午前0時50分ごろ。桶川市鴨川2丁目(N35.59.25.0/E139.33.41.6)付近の市道で、近くに住む20歳の女性が帰宅のために歩いていたところ、後方から低速で進行してきた乗用車にはねられた。

女性は転倒。クルマを運転していた男は「大丈夫ですか?」と声を掛け、クルマに乗せようとしたが、女性は抵抗。男は女性の顔面を数回に渡って殴打し、現金約19万円が入ったバッグを奪うとそのまま逃走している。

女性はクルマとの衝突による受傷と、その後の殴打で全治約1か月の重傷。事故の直前にコンビニエンスストアのATM(現金自動預払機)で所持していた現金を下ろしており、警察では男が当初からこの現金を狙って事件を起こした可能性が高いと判断。コンビニエンスストアに設置された防犯カメラ映像の分析を進めている。

逃げた男は50歳代、クルマは灰色かシルバー系だったとみられている。盗まれた現金は被害者の通う大学のサークル費用だった。

《石田真一》

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